つくねの日記

雑記です。アイコンはそのうち作りたい...

ダイパ世代による率直なダイパリメイク感想

こんにちは、つくねです。

ついに11/19にポケモンダイヤモンド・パールのリメイク作品であるポケモンブリリアントダイヤモンド・シャイニングパールが発売されました。ポケモンの生放送のたびに「ダイパリメイクは?」と思い続けたダイパキッズの私の待望の作品でした。

とりあえずプレイ時間18時間ほどで殿堂入りし、シンオウ図鑑を完成させたところまで進めたので今の時点でのレビューを書こうと思います。記事の性質上殿堂入りまでのネタバレを含むので、嫌な方はブラウザバックしてください。

 

私の簡単な紹介

買ったソフト:ブリリアントダイヤモンド

最初に選んだポケモン:ヒコザル

殿堂入り時の旅パ:ゴウカザルムクホークレントラーロズレイドフローゼルガブリアス

ポケモン歴(本編のみ):ダイヤモンド、プラチナ、ハートゴールド、エメラルド、ホワイト、ホワイト2、X、アルファサファイア、ソード

楽しみにしていたところ:音楽、地下大洞窟

ストーリー関連

それでは早速ストーリー関連のところから触れていきます。

まとめとしては、「かなり難しく、いい感じに懐古厨出来た」という感じだと思います。

まずメインストーリーに関しては、リメイク前後で大きく違いはありません。展開は全く同じで、ダイヤモンドのストーリーを最新のグラフィック・音楽で追体験している感じです。特に物語のクライマックスでパッケージに描かれているディアルガがついに主人公の前に現れたシーンでは、グラフィックや音楽による演出による迫力がより増していて、2006年のダイヤモンド・パール発売時から長い時が経ったことを感じました。

私は最初の一匹にヒコザルを選びましたが、序盤・中盤は驚くほどサクサク簡単に進みました。まず驚いたのがヒコザルグロウパンチ取得です。シンオウ地方第一のジムリーダーは岩タイプ使いのヒョウタで、ヒコザルを選んだ場合には少しレベル上げをしてモウカザルに進化させないと相性不利になってしまいます。そのためヒョウタ戦の前にレベル上げをするつもりでしたが、(確か)進化前のレベル10で格闘技のグロウパンチを取得できるようになっており、モウカザルに進化させなくても楽にヒョウタ戦に勝利できました。ほかにも、経験値システムの変更のおかげでレベル上げの時間が大きく減っていたり、攻撃をかわしたり急所に狙ってあてたりする友情システム(?)が追加されていたりとダイパ時と比べたら格段に簡単になっているのを感じました。

序盤・中盤は特に負ける気配がなく、滅茶苦茶簡単だなと思っていました。しかし、やりのはしらイベントを終えて8つ目のナギサジムに挑んでいた時のことです。突然出てきたライチュウがなんとなみのりを使ってきたのです。これには衝撃を受けました。明らかにNPCの手持ちと技構成がただものではないことが伝わってきました。その後ナギサジムはクリアできましたが、ここから急激な難易度の上昇が起きます。

ストーリー終盤、恒例のポケモンリーグに到着した時の旅パの平均レベルは60を超えていました。四天王の一人目リョウの手持ちのレベルは55ほどで、レベル差で圧倒して殿堂入りは目前かのように思えました。しかし、四天王の持ち物や技構成がガチであることを思い知ります。ヘラクロスの火炎玉からげんきコンボや、めっちゃ硬いカバルドンがねむるカゴのみコンボを決めてきたり、襷を持ったゴウカザルがいたり、初手バリヤードが壁を張るおかげでダメージがまともに通らなくなったり...某実況者のガチ対戦動画で見た戦術がNPCから飛んでくるのです。しかも、最初は55ほどであった敵のレベルが急に60を超え、四人目のゴヨウの時には旅パのレベルにほぼ達していました。序中盤の楽さがウソのようでした。

なんとか四天王を突破してシロナに戦いを挑みますが、その戦いはギリギリなものでした。初手のおんみょーんミカルゲはとにかく硬いし、ルカリオの火力は高いし、ミロカロスはかえんだま持ってて物理主体の旅パで削るのに苦労したし、ロズレイドはまさかのマジカルシャイン持ちでガブリアスが持っていかれるし、ガブリアスは...もう言わなくても伝わるでしょう。楽に突破できたのがトリトドンくらいで、ほかのすべてのポケモンに大苦戦しました。最後のガブリアスなんかムクホークの威嚇がなかったらどう突破するんだって感じでした。友情システムやげんきのかたまり総動員でようやく勝ったときの達成感は凄まじいものがありました。

...というかんじで、ストーリーに関しては序中盤と終盤の難易度の差が大きかったなと感じました。終盤は少し難しすぎた気がしましたが、ダイパの時からシロナはヤバヤバ激つよチャンピオンだったので、めっちゃ難しいくらいがちょうどいいのかなとも思いました。友情システムが無かったダイパの時の俺、どうやってシロナ突破したんだろう...

グラフィック関連

次にグラフィック関連です。DSからSwitchになり、グラフィックはかなりきれいになっていました。自分はSwitch Liteでモニターに接続せずやったのですが、ぜひ接続したかったなと思っています。特に驚いたのは水の描写で、本当にきれいになっていました。風景や背景といったところもかなりきれいになっていて大満足でした。

しかし、PV公開時から賛否両論を見かけた二頭身の人物のグラフィックに違和感を覚えたシーンもありました。そのうちの一つで、最も違和感があった気がしたのがディアルガ登場のシーンです。やりのはしらでアカギがついに計画を実行し、ディアルガを召喚するシーンがありますが、そのシーンではディアルガはデフォルメ化されずに登場するのに対して、主人公やアカギといった人物はすべてデフォルメ化された二頭身で立っていました。ディアルガが迫力ある登場をしたあとに二頭身の人が喋り始めるので、緊迫感が緩んでしまった感じがしました。前作のソード・シールドでは主人公は二頭身までデフォルメ化されていなかったこともあり、このシーンだけでも等身をリアル寄りにしてよかったのではないかと思いました。それ以外の通常時にキャラクターが二頭身なのは(ダイパがそうだったので)特に気にはなりませんでした。

音楽

今回ダイパがリメイクされるにあたって最も楽しみにしていたのが音楽でした。ダイパにはシロナ戦を筆頭に根強い人気がある曲が多いです。私個人としてはテンガンざん上層部や216ばんどうろのリメイクが最も気になっていて、アルファサファイアのようなオーケストラ色強めのアレンジだったらいいなと思っていました(元吹奏楽部なので)。

結果としてはアルファサファイアには届かなかったものの、私好みのリメイクが多く良かったです。全体的に音楽は軽快な感じになったと思いました。テンガンざん上層部やチャンピオンロードのBGMはもう少し重々しい感じがよかったなと思いましたが、一般トレーナー戦や213ばんどうろ、ポケモンリーグのBGMなど好みに刺さるBGMも多かったです。

その他

少し操作性が気になりました。このゲームでは十字キーとスティックでそれぞれキャラを操作できるのですが、十字キーの入力からキャラが動くまでにタイムラグがあるように感じました。

このゲームは発売後から結構な数のバグがあるようです。私は運よく遭遇していませんが、オートセーブは切っておいたほうが安全らしいです。なぞのばしょバグもあるそうです(そんなところまで忠実に再現しなくていいから)

まとめ

以上長々と書いてきましたが、高い難易度や原作忠実再現といったところから、主にポケモンダイパをやってた人で、ポケモンをある程度知っている人向けのソフトであると感じました。このソフトからポケモンをやる人にとってはシロナ戦は厳しすぎるかなと思います。

結構賛否両論を見ますが、私は結構良いと思います。まあ思い出補正もあると思いますが、初めてポケモンに触れたシンオウ地方が戻ってくるのはやっぱりうれしいですし、地下大洞窟などで多くの種類のポケモンを捕まえられるのはシンプルに楽しいと思います。まだ殿堂入りしたばっかでハードマウンテン攻略、ギラティナなどの捕獲、地下大洞窟とやりたいことがたくさんあるので、まだまだこのソフトを楽しもうと思います。ここまでお付き合いいただきありがとうございました。