つくねの日記

雑記です。アイコンはそのうち作りたい...

日記(2022年1月12日)

夜になると様々な考えが頭の中を巡るので、ここに書き留めておくことにします。

私はいま大学三年生の20歳で、来年度には就職活動が控えています。

マジで嫌な話ですが、再来年度には(うまくいけば)社会人らしいです。

圧迫面接やハラスメント、残業...と就職に前向きなイメージが全くない私にとっては、就職はほとんど死と同義です。社会に出たら時間だってなくなるし、常に様々なストレスに晒されながら生きていくことを考えると涙が出そうになります。

本当に、今の社会人はどのようなメンタルで生きているのでしょうか。

---

最近よく聞く言葉に「自己肯定感」があります。自分を認めてあげる、自信と似た言葉だと思っていますが、昨年よりそれが欠如しているのでは?と思い始めてきました。

振り返ると、失敗の思い出がやけにたくさんあるのです。

レポートを書くのは下手、人と話すのは下手、ゲームも下手、金のやりくりも下手、上達を感じる機会が少ない絵...

大学の三年間で何か進歩したことがあるかといわれれば、正直な話無いでしょう。

この進歩のなさが自己肯定感の喪失につながり、社会へ出ることの恐怖にもつながっているのだと思います。

---

自分はとにかく人と話すのが下手で、コミュニケーションをとるのが怖いです。過去に大きな(当人比)人間関係での失敗の思い出があり、それが自己肯定感のなさの要因だと思っています。

理由として考えられるものは、話のタネのなさと日本語の下手さがあると思います。

話のタネのなさというのは、言い換えれば私が世間知らずということです。世間で流行っているものを知らないゆえに人の話を理解できず、話についていけなくなってしまうのです。

例えば私は音楽をよく聞きますが、ジャンルは広く知られているJPOPではなくクラシックや音ゲー曲で歌詞がついてないもので、最近までカラオケにものすごく抵抗がありました。

数少ない知っている曲はアニメの曲で、ほかの人の前で歌うものではありません。2,3周くらいで曲が尽き、あとはドリンクを飲むだけでした(最近になって少し改善された)。

日本語の下手さというのは、言い換えれば私がコミュ障ということです。これまであまりに人と接する機会が無かったために、ドン引きされることを平気で言ったり冗談を理解できないことが起きるのです。

「ドン引きされたのかもしれない」などと疑心暗鬼になっている時点で、もう自然に人と会話することは不可能です。相手がたとえ何も気にしていなかったとしても勝手に不安は広がっていき、会話をするのがどんどん恐ろしくなるのです。

これに関しては人生最大の課題だと思っていますが、解決はほぼ不可能でしょう。大学に入れば治るだろうとどこかで考えていましたが、三年たってもついに治らぬままです。幸いにも現時点で親しい友達が数人いるので、新しく友達を作ろうとせずに彼らとの関係を壊さないように努めていくべきなのだと思った時もありました(まあ、自分では壊れないようにしているつもりでも壊してしまうことがあるのかもしれませんが...)。

しかし今では、既存の友達との関係を重要視しすぎるのも問題だと思っています。既存の友達に依存することになるからです。友達が徐々に友達を増やしていけば、私と関わる時間は徐々に減ってゆくでしょう。「友達が増えても私とずっと話しててほしい」というのはあまりにも傲慢で、この状況はお世辞にも良いものとは言えません。やはり私も新しく人と話せるようになり、友達を増やしていく必要があります。

---

もうひとつ自己肯定感が無い原因になっていると思われるものは、上達が感じられない趣味です。

私の趣味は絵や音楽やゲームが挙げられますが、絵以外はいまいち上達が感じられないのです。

絵は最近急激に上達したと感じたので、数少ない自己肯定感の源になっています。

こうした趣味を上達させるには継続が必要で、継続にはやる気が必要です。しかし、今の私はやる気を生み出すことが出来ていない状態だと思います。

私のやる気にフタをしているのは、「それ社会に出て役に立つの?」という気持ちだと思います。

「私が描いている絵は風景画ではなく萌え絵であって、オタクではない一般人に見せるものではなく、そこから何か生まれるわけではない。イラストレーターになれるのは極少数で、絵で食っていけるわけでもない。それなのになぜこんなことをするのか、時間の無駄ではないのか?趣味をする時間で投資なり英語なりもっと役に立つことをすべきだ」

絵を描こうとするとこうした言葉がどこからか聞こえてくるような気がするのです。こうした声を振り払うにはどうすればよいのでしょうか?私には何もわかりません。

周囲に絵を描いている人が少ないというのも、やる気が出ない原因がありそうです。実際に友達がやっているゲームについては、絵の数倍モチベを出すことが出来ます。しかし、絵以上にTwitterなどでやっている人が見られない音楽は全くと言っていいほどやる気が出ません。

やる気が出ないまま無理にやっても上達は感じられず、それゆえ自己肯定感も出ない状況に陥っていると考えられます。

ちなみに私は鉄道好きでもあるのですが、Twitter上などで鉄オタへの批判や自虐をよく見たおかげで鉄道好きそのものが自己肯定感を下げる要素になりました。

---

ここまで長々と書いてきましたが、最も自己肯定感を失うときは、「他人が当たり前のようにしていることを出来ない」と感じたときだと思います。そういった状況に陥った時に「じゃあ努力しよう」と前向きにとらえることが出来ないのはなぜなのか、まったくつかめない状況です。どうにか就職までに少しでも自己肯定感を高めたいものですが、2022年はそのきっかけをつかめる年になるでしょうか...?